こんにちは。

今回も『ち』、「ちょっとちがうは全然ちがう」の2回目です。

前回は、平常心が一番ではあることはまちがいないこと、だが、

ではその「平常心をどのようにして手に入れるか?」で終わりました。

今回はこの続きです。

こういったこともよくよく最近は言われていることかなと思いますが、

「完璧主義をやめる」です。

これはまさに、ゴルフのプレーや練習のためにあるような言葉です。

人間は人間ですから、毎日毎日生きていたら、いろいろあります。

毎日全く同じ日を過ごす人はいないでしょう。

元気がない日もあれば、やる気に満ちている日もあります。

なんと言っても、加齢がない人なんて一人もいません。

目にははっきりと見えないだけで、人は必ず変化しています。

それがいい方向なのか悪い方向なのか、それはその人やまた状況によるので、

わかりませんが、こういうことについては昔の人の方がよくわかっていたのでは

ないかなと思います。

ざっくりと昔をいえば、何もないわけですから、モノや情報にあふれている、

なんだったら人口も増えていっている現代、現代人の方がきもそぞろ、

なんていうんですかね、気が短いというか、そういう気もしないでもありません。

ここを書かせてもらうにあたり、なるべくその日の気分で書く、にしているのは

つたない文章🐍、読みにくい文章🐍、意味が分からない文章🐍、しつこい文章🐍

などなど、あるだろうからです。

しかし本人はいたって真剣に書いているし、それの方が面白くない?と思います。

わかっていることなんて、何が面白いねん、と。

あとはただ単に、自分が好きに書きたいから書いているだけ、です。

さすがに毎日毎日、こんなえらそうに書いて、あれかな、と思えば、

いつもどうのこうの書かせてもらってます、と一言つけ加えたり。

とても尊いことではありますが、うまくいく、まじめにする、

だけが正とは思いません。

ゴルフなんて、どれほどの不確定要素の中でするスポーツかを考えれば、

「突風吹いたらおわり、完璧なんて無理!」な話です。

でもだから面白い、っていうやつですが。

うまくいけばいいし、うまくいかないならそれはそれで、なにかあるのかな、だけ

と思いますが、日本の人はほんとうにまじめなので、ほとんどの人が、

平和でなるべく大きく失敗をしなければいいと、考えられるのでしょう。

しかし、失敗できる方が平和です。

社会は複雑なのでそこまではわかりませんが、コース上ではそうだと

わたくしは考えます。

失敗しないとなにもわかりません。

そうやって、「この差が大きいのだな」と、一つ一つ納得してほしいと思います。

そして、いつもの話ですが、以上の理由から、コース上で他人のプレーに

あれこれ言うてくる人、信頼関係があれば別ですが、この人たちのこの行為は

そういう意味でもめちゃくちゃ人のプレーの邪魔をしている、ということになります。

興味がないのに、無理に興味があるふりをすることありません。

コースではお互いがお互いに回ってもらっている、ということが

ゴルフの大きなマナーです。

ただただ平和で静か、ではなく、お互いの気づかいや努力があってのことです。

ゴルフをしていると、ルールとマナーのちがい、よくわかります。

たしかにルールの範囲だけど、なんか今のどうなの、などもあります。

「などもあります」、というかこの「など」の内容が実はとても大事、

とわたくしなんかは考えますが、そこまではひとによるかもしれません。

いずれにしても、スィングやクラブやスコアやコース、などのゴルフにまつわる

難しいことはともかくとして、「など」の中で何があったのか、わかって、

「あーそういう系ね」と、ほかの人と話す、なんていうことがゴルフの大きな

楽しみ、これだけでもゴルフをする値打ちはわたくしはあると思います。

旅先でゴルフをするのはいい、というのもまさにこれです。

昼間のプレーについて、夕げの時間で延々と話せるから、と。

「ちょっとちがう」をその人のもつセンサーがいつどこで反応するか、

それは話したり実際に打ちながらの中で分かっていくことですが、

せめて時間内ではゆったりした気持ちでゴルフのスィングを考える、というその機会を

もってもらうことは、しょうもない理論のおしつけなんかよりよっぽど、

はるかに大事なことです、というお話でした。

今回はここまでです。

次回は『つ』です。

それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。