こんにちは。

今回も『た』のお題、「タタンという音がする人は」です。

昨日に引き続き、今日も遅い時間の更新となりました。

その時の思いつきをなるべくそのまま書く、というのがモットーですので

今日もゆるゆる書いていきたいと思います。

この「タタン」という音、何の音かと申しますと、インパクトの音です。

クラブフェイスにコンタクトする音のほかにちがう音がしている、という

人はおられることと思います。

とくにアイアンの時のインパクト音、フルショット以下、アプローチふくめ、

「タタン」音がしている人は、要ミーティングです。

そしてそれ以上に、

「は?アプローチの音?そんな音してるかどうか、そもそも自分がどんな音

しているか、しらん」。

という方は、ご自身のアイアンのインパクト音を聞いてみてください。

レンジではいい感じで打てているのに、コースだとよい当たりがしない、

あるいは、番手どおりの距離が飛ばなくなる、などのお悩みの方、

短く言えば、アイアンのキャリーの距離がちゃんと出ない、というこの方たちの

「タタン」問題。

ひそかに「タタン」を抱えながら、それに悩まされながら、こらえて練習をされている

人向けへの提言の回です。

「タタン」あるとないでは、経路がすこし変わってくるのですが、

今回の話はそこではありません。

とにかく「タタン」があるかどうか、もしありそうなら、それはなるはやで

取り除いた方がいい、という内容です。

(そもそも音なんて気にしたことがない、という方は一度、音を気にしてみてください)。

「タタン」に気づけている人はまだいいとして、「それなに」という人、

もしそのままで練習だけをし続けてもいいことはあまりないでしょう。

わたくしとしては、「前傾角キープ」以外、その人その人のスィングの長所や個性など、

ある程度の許容範囲を持っているつもりですが、

「タタン」の人たちは例外だな、と。

「タタン」の現象はもとより、それにそこまで気がいかないという、こと自体が

あらわしているものは、ある意味で練習に対して「まじめすぎ」「辛抱強すぎ」だと

お伝えしたいと思います。

自分のスィングのなにかを良くする、ももちろん素晴らしいですし、それを可能にするのは

やはり練習です。

が。

「悪い部分を良くしていく」というよりは、確率低くしかできなくとも、

ある程度の正しい感覚がわかる、もしくは、課題が明確になり、「これがこう」などの

自覚がはっきりと出てくると、それだけで人間というのは、無意識下で、

「とても悪いはあかん」となり、「明らかに悪い」が少なくなってくる、

に変化していきます。

これも練習で得られる大きな果実です。

「そこそこスコアをまず出す」の、このそこそこスコアの大敵は、

「ペナルティーにつながるほどの、リカバリーが困難なショット」

です。

良いスコアは良いスィングから生まれますが、

(良いスコアは良いスィングから出る、良いショットがもたらす、がより正確ですが)

そこそこのスコアは悪くないショットをつなげていくことで

達成されます。

このスキルというかやりくりというかなんとかするというか、

考え方というか少しのタイムラグがあることをわかること、などなど。

これらもとても必要です。

「悪い」→「良い」

ではなく、

「悪い」→「そこまでは悪くない」→「良い」

というような、すこしあいだがあります。

この「良い」へのあいだにある、「そこまでは悪くない」で

やりくりするスキルも、必要だと思っていただきたい、ということです。

前回の『そ』のお題、「それだけは早く言いましょう」にも書きましたが、

自分の足らないものにだけ目を向けすぎて練習にはげんでいる、という現実があります。

練習量が多いのはもちろんいいことですが、練習量だけでカバーできないことも

あります。

決められた範囲の練習をこなしたら、さっさとかえって備えた方がずっとよい、

場合も多いものです。

我慢強すぎるんだな、というのがわたくしの率直な感想です。

「そんなことを言っても良くないことを少しでも良くしたい」と

思われるかもしれませんが、これははっきりと予告しておきます。

人はスコアが一度でも出るととても変わります。

「前、そんなこと言ってましたっけ?」というような、聞いたことがないぐらいの

柔軟なことを言われたりもします。

皮肉🐍というより、むしろいいことだな、と。

もう少し突っ込んで説明すると、

したことがない、できたことがないことをできるようにしなければ!

というように考えるのではなく、いまできることでどこまでいけるか、

を考えてみてください。

お伝えできているか自信、あまりないですが、

この感じが、ほんの少しあるだけで、

目標と思っていたスコア、いつの間にか素通りしていたわ、まいいか、

なんてことにもなります。

「タタンという音がする人は」、とにかく我慢し過ぎないこと、です。

すこし立ち止まる、です。

いや、ちがう!そんなんあかん!

全くもって自分の中で物足りないから、とにかく練習だけはしておいて、

1ミクロンでも前進したい!(尊いお気持ちですが)ではなく、

「タタン」をうけとめ(受け止めているようで流している、のではなく)、

すこしだけ勇気を出して止まり、この先はあまりいいことなさそうだから、

方向転換するべく、お手間ですけど切り返しましょう、と。

少し長くなってきましたので、今回はここまでです。

次回へつづきます。

それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。