こんにちは。
今日は月曜日。新しい1週間がはじまります。
いい気候になり、過ごしやすい気持ちの良い季節です。
さて、今日はプロ野球がお休み。
ですが、ここから今回の中ほどまでまた阪神タイガースねたですので
割愛をしたい方はすっ飛ばしていただいてけっこうです。
ここで先週、甲子園での開幕を控えていた阪神タイガースについて書きました。
そんなタイガースも、さすが地元では奮起!ということで
現在首位の巨人を相手に2勝1敗という成績で3連戦を終えました。
一時は1勝ということで、勝率が消費税とならび、軽減税率も軽く素通りし、
最後は大阪市の市外局番(06)にまでいくのではないか、などかなりの書かれようでしたが、
20試合を終えて、3勝16敗1分け、チームの借金も14から13となりました。
国内女子ツアーは今日の時点で7試合を終えています。
現在1勝の女子プロのみなさんは、サイプロ、堀プロ、上田プロ、植竹プロ(NEW!)という
4名の方々。
現在、5戦3勝でトップに君臨する西郷プロと勝ち数が並んだ阪神タイガース、よかったです。
巨人の原監督がTV番組で「差はない」と言われていたそうです。
これが事実かどうかはともかく、首位チームの監督がまったくはしゃがずに、
こんなにまともなことを言われていたのでは、借金返済の目途をたてる気ですら
うせてしまいそうです。
3連戦の全部をずっと視聴したわけではありませんが、
3試合とも、どう転んでもおかしくない展開、だったように思います。
攻守に課題はある、ということはこの先も勝利への苦戦やしんどさはあると思われますが、
ギリギリでもなんでも勝ちは勝ち、ぐらいの気持ちで泥臭く粘り倒して、
タダでは負けまい、せめて相手を消耗させるぐらいで試合をしてほしいと思います。
ふと、巨人の原監督がもしこの状況、4月で借金13というシチュエーションならば
どうするのだろうか?と考えました。
何かもう一つ、この状況をどう考えられるかなどのアイデアがいるのかもしれません。
先発ピッチャーによっての試合展開を予想してみる、など。
昨年は9回までのコロナルールとスアレスでがっちり、それと黄金ルーキー、サトテルの
打棒がチームに勢いをもたらす、などが快進撃の大きな理由でした。
今年は12回までとなり、しかもスアレスもいません。
昨シーズンからは明らかにあいている穴をどう埋めるのかが求められます。
攻守とも、それから試合中の作戦と、昨年にはなかったやりくりが必要でしょう。
矢野監督のそのやりくりの意図を「10人目の選手」とまで言われる、
阪神のファンの人たちが汲めて、もう少し長い目での応援に変われるか、
などが当面の課題でしょうか。
先のことばかりを考え過ぎずに、対戦チームと試合が行われる球場など、
日々変わるものへの対策を立て、それが周りからもわかるぐらいならば、
応援もしやすくなり、選手たちにもリズムができて落ち着いて試合がしやすい、
となるかもしれません。
昨年の穴をチームで共有し、それをみんなでどう埋めるか、
であることはまちがいなさそうです。
それでは、今回も『お』のつづきのつづきです。
『お』のお題は「おしひき」(スィング論)です。
前回までの内容、ほとんどのゴルファーの方にいえることとして、
ゴルフスィングのタイプには「押し型」さんと「引き型」さんがいます。
前者はロングゲームが得意、後者はショートゲームが得意、と分けられるのではないか、
ということでした。
そして前回の最後、質問をさせていただきました。
ロングゲームが得意な「押し型」さんと、ショートゲームが得意な「引き型」さん、
1ラウンドをこなすのにエネルギーをつかっているのはどちらか?
です。
はい、勘の鋭い方ならばお分かりかと思います。
これは、スィング「押し型」さんだと思われます。
ちなみにわたくし自身が「引き型」なので、強く断定までできず辛いところですが
おそらくこれはあたっているのでは、と考えています。
世界で今、現役選手の中でダントツの実績を誇るタイガーは「パワフルな引き型」さんだと
書きましたがたとえば、同じアメリカ人のフィルミケルソン選手は「押し型」さんです。
タイガーはタイガーをずっとしなければいけないゆえ、これまでのいくつかの素行が
ユニークだった選手、かもしれませんが、プレースタイルについては
とてもオーソドックス&クラシック、です。
タイガー時代のタイガーのプレーの目標が「ボギーを打たないこと」というのは
有名な話です。
ものすごくいろいろできるけど、ほとんどなにもしない、みたいな体で
スィングやゴルフをプレーする選手のプレースタイル、
一言でいうとステディなプレースタイルがわたくしはむかしからとても好きです。
なにもしていないみたいにスィングする、プレーする、がわたくし自身の目標です。
そんなタイガーとアメリカ国内の人気を二分すると言われる、
天才レフティー、フィル・ミケルソン選手。
このお方の場合は、ところどころのプレーがとてもユニークです。
プレースタイルもキャリアの積み上げ方、ゴルフの考え方もまさに「王道」の
タイガーに対し、ミケルソン選手は、「ギャンブルゴルファー」といえなくもありません。
ジュニアのころから大注目されてきたタイガーほどではなくとも、ミケルソンもアマチュアで
プロの試合に勝つなど、ずっと強い、PGAを代表する選手のひとりといえるでしょう。
しかし、とくにプレーについてはとても研究熱心、創意工夫にあふれています。
ドロー用とフェード用のドライバーを2本、バッグに入れたり、
フランケンウッド(ドライバーぐらい飛ぶ3W)なるものをメーカーに作ってもらい、
これらをメジャートーナメントで駆使、なんかはまだ序の口。
3年ぐらい前になりますか、少し前の全米オープンではなんとまだ動いている、
自分がパットしたグリーン上のボールをのしのし追いかけ、
次はカップの方(転がっている方向とは逆)へ打って、問題になり謝罪したり。
いつもなにかをしでかしては、最後に謝罪するのが面白いというか、そこまでがオチというか。
ちなみにこの時、けっこう問題視というか、もちろんペナルティーの対象になる行為ですが
当のミケルソン選手はそれを承知の、故意で行ったプレー。
いつかしたいとアイデアを温めていた、というから周囲はまた驚き。
それでももちろん批判をされ、謝罪していました。
ちなみにこの事件が起きたのは、全米オープンの予選ラウンド。
ペナルティーをもらったとはいえ、無事に予選を通ったミケルソン選手。
決勝ラウンドでは自分のパットしたボールをのしのし追いかける、なんてことは
せずに殊勝にラウンドしていました。
他の人のプレーのことなので、「ふーん」以外はあまり何も思いませんが、
一つあるとするならば、故意にルール違反をしたことが気になる、というより、
この温めてきたアイデアなるものは、「同伴競技者が誰であっても」それを
ミケルソンはしたのだろうか?とは思いました。
メジャー優勝の中で唯一、全米オープンのトロフィーだけがない、ミケルソン選手。
2位が6度もあり、何度も悔しい思いをしていることでしょう。
アメリカでも人気のアメリカ人プレイヤーとしての、
全米オープンへの思い入れも考慮に入れれば、予選ラウンドが誰であっても
したのかもしれませんが、なんとなく残念な一面があるプレーであったことは否めません。
アイデアだけで、しないほうがよかったことは間違いなさそうです。
派手にPGA批判(その後は撤回)をして現在は自粛中ですが、かようにルール違反を
承知の上で、そのすれすれをいきたい、というのはミケルソン選手が
人気選手かつ大物選手であってもなくても、そういう性分の選手、人かもしれない、
とも思えるわけで、やはりとても面白いプレイヤーです。
今年の全米オープン、タイガーとともにエントリー、との報道があったミケルソン。
どんなプレーをしてくれるのか、否が応でも注目です。
少し説明が長くなりましたが、スィング「押し型」選手でもある、ミケルソン選手。
グリーン上のパッティング、とくにグリップがとてもユニークです。
成績について、どれだけ不振だといわれ書かれても、ただの一度もクロスハンドなどで
握ることさえしないタイガーとは対照的です。
ミケルソン選手の場合、ショートゲームはめちゃくちゃ上手ですが。
ボールがよく飛んで、バーディチャンスが多いショットメーカーは、
ほかの人よりも頃合いのバーディパットを打つ機会が多いので、
パッティングが苦手になりやすい、なども言われたりもしたそうですが、
これは半分正解、半分ハズレ、かなという感想です。
よく飛んで、その次のショットでピンにビシッ!とつくのだが、
クラブヘッドの加速が「引き型」ではなく「押し型」なので、
ホールのしめで打つ、パットのストロークのタッチが合わせづらい、のではないかな、と。
少しイメージできれば、けっこう単純なことです。
かなり長くなりましたが今回はここまでです。続きは次回です。
今回も最後までよんでくださりありがとうございました。