こんにちは。
今日は4月16日土曜日です。月の後半、折り返しですががんばっていきましょう。
今回は『お』の初回。
お題は「おしひき」、これについて書きたいと思います。
早速ですが「おしひき」の意味を調べてみました。
①押したり、引いたりすること。
②商品の値段の高下について押し問答すること。
とありました。
①は予想通り、②はなかなか面白いです、金額(なぜお金?)についての
駆け引き?のような意、でしょうか。
今回は①の意味、「押したり、引いたりすること」についてです。
ゴルフの「おしひき」といえば、みなさんはなにを思い浮かべられるでしょうか?
今回は、ゴルフのスィング動作の「おしひき」について、スィングには
「押したり、引いたり」の意味がある、ということを述べていきたいと思います。
今回もどうぞ最後までお付き合いください。
ゴルフのスィング動作の大きな目的の一つに、
「ゴルフクラブのヘッドを走らせること」があります。
この、何かの道具、柄の先端を操り、その力を利用する、のような動作の場合、
押すタイプの人と引くタイプの人がいると言われています。
比較的これに近いもの、最近であれば、「4スタンス理論」などがそれにあたると
言えるでしょうか。
「4スタンス理論」のわたくしの解釈は人には力の出る、出やすい形があり、
それらはタイプに分かれ、力をいれようと、踏ん張るときにとられる姿勢、身体の形が
4種類あります、こんな感じでしょうか。
ひざを動かす人・固定する人、と、体の内側・外側、のどちらをつかっているかの、
2×2の4種類です。
内側か外側かの判別はすぐにできても、膝を動かす、固定するの判別が難しい人も
おられるかもしれません。
スィングの型がはっきりとある、プロのみなさんたちを各タイプに分けられても、
アマチュアゴルファーのみなさんは自分がどのタイプなのかの判別、
これはなかなかむずかしいかもしれません。
こういうことが分かった方がいい人もいるかもしれませんが、そうではない人が
おられてもこれもまた不思議ではありません。
それぐらいゴルフのスィングというのは、人による、と考えています。
極端な話、型は型として、完成形は人の数だけある、と言っても過言ではありません。
スィングもクラブも途中経過の人の方が圧倒的に多い、とも思われる、
ということもあります。
使っているクラブが何か、これだけでも、スィングの形やイメージはまるで変わります。
あなたはこれだから、自分はこれだから、と言われても思い過ぎず、「へー」ぐらいでいいです。
使いやすいクラブと打ちやすい型をさがし、それぞれがみつかっているのであれば、
たとえばわたくしの場合、迷わずに自分の感覚を信じます。
少し話がそれますが、何が言いたいかというと、難しい話を無理にわかろうとする
必要はない、ということです。
ボールに当てる、ボールを飛ばす・止める、クラブを振る、クラブを正しいグリップで握る、
これらの動作、一つ一つだけでも簡単なことではありません。
簡単ではないことを難しい理論で考える必要まではありません。
興味があるならば別ですが。
「ね?だから難しいでしょう?難しいんですよ、ゴルフは」、
みたいな話に少しも付き合う必要はありません。
そんなことはみんなわかっている、です。
この話の内容は、ただの感想、たったこれだけです。
話をすすめます。
長い棒きれでもある、ゴルフクラブをスィングする、その目的は、クラブヘッドを走せ、
その上でさらにできるのであれば、遠心力をためてインパクトで放出をしながら、
ボールを押し込んでいきます。
この少しだけ複雑な動作を、押す、引く、のどちらかで人はしています。
もう少しシンプルに。
ゴルフはロングゲームとショートゲームの2つを駆使して、ホールを攻略していきます。
前も少し書きましたが、この2つはどこかで交わるどころか、離れていきます。
理論上は同じですが、長さとロフト角が変わる、14本のゴルフクラブ、
長いものほど振るというより振られ、短いものほどしっかり自分で振っていきます。
同じ理論でつながってはいるんだけど、クラブの番手によって、「振られる」「振る」の
この2色の割合は濃淡、グラデーションです。
パキッとここからが、「振られる」でここからが「振る」です、とはなかなかいきません。
つまりこれはどういうことか、どなたであってもどちらかが得意でどちらかが苦手、
になるということです。
距離を出していくドライバーショットなどのロングゲームと、
それからスコアメイクする、チッピングやパッティングなどのショートゲーム、
この両方がうまい選手はタイガー・ウッズさんだけでは、と以前は書きました。
タイガーの場合、もともとはショートゲームが得意なステディな選手で、そこに加えての
うまれつきの体のバネなどの身体能力と、考えられます。
しかし、仮に後者がなくてもやはりとてもオーソドックスな選手として活躍したのでは、と
思わずにはいられません。
あれだけのセンスや能力があっても、打ち方やクラブはいつまでもほんとうにシンプルです。
ゴルフはこういうスポーツ、自分のゴルフはこのスタイル、があるのだと思われます。
というわけで、タイガーはパワーはあるものの、ショートゲーム達人です。
そんなタイガースィングは引きのショット型です。
いろんなスィング動画を見てもあきらかです。
ショートゲームがうまい人、この方たちは「引き」型、それから
どう見てもボールが飛ぶな、というショットメーカーの人、この方たちは「押し」型、と言えます。
みなさんは、ご自身で自分はどちらだと思われますか?
ちなみにわたくしは「引き型」、4スタンスはA2です(たぶん)。
外側重心の膝を動かさない方のスィングです。
今回はここまでです、続きは次回です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。