こんにちは。
ゴルフ索引『う』のつづきのつづきのつづきです。
お題は「運動靴(スニーカー)型ゴルフシューズ」です。
話が長くなりすぎて、飽きられているかもしれませんが、今回も最後まで
読んでいただけるとうれしいです。
前々々回は「くつとグローブが大事」、
前々回は「どうせならクラシック型(合うならば)のゴルフシューズがおすすめ」、
前回は「人には似合うもの、似合わないものがある」、
という内容でした。
ゴルフをプレーする時の服装のマナーとして、上は襟があるもの、
下はジーンズではないもの、が挙げられます。
やはり、この二点はマストです。
お持ちではないという方は、ご用意していただければ、と思います。
ということで、わたくしの個人的な意見としては、特にはじめたて🔰の人の
コースの服装の場合は帽子、くつ、グローブがちゃんとしていれば、ほとんど何も
変ではありません。服はユニクロでもなんでも全く問題ありません。
ゴルフコースに行くと、いろいろな方がおられます。
20代30代の人たちの日常生活や行動範囲ではおそらく、
なかなか出会わないような人たちもたくさんおられることと思います。
40代や50代でも若い方、70代の方や80代の方もおられます。
しかし、若いときは若い人たちである程度同じにみられることばかりですが、
年齢を重ねるほど、その先は人によりまったくちがう、幅があるんだなー、と
わたくしなんかは思ったものです。
オサレだとか流行りだとかうまいとか飛ぶとかだけではない、と
思われることと思います。
似合うものを身に着けられている方も、派手な格好の方も、さまざまおられ、
いろいろな形でリラックスしているこの方たちをゴルフコースで見かけられることは
みなさまの価値観の形成に少なからず影響がもたらされるのではないかな、と思います。
ゴルフコースでのプレーはプレー内容ももちろん大事ですが、
究極のコミュニケーションの場でもある、と言えます。
直接会話をしたり、一日中プレーを共にする、ことだけがコミュニケーション、
ではありません。
たたずまいやいでたち、顔の表情や動きのキレもふくめ、全部がその人からの発信、
コミュニケーションと考えられます。
コミュニケーションってなにかな、と考えさせられます。
いま、ロシアによる狂気の蛮行を世界中が必死に止めようとしていますが、
なかなか止められずにいます。
その間もたくさんの人の犠牲が出ており、とても痛ましいことです。
なぜ、プーチン氏の心や頭の中を世界中のだれもがわからなかったのでしょうか。
自国ではない国に一人でも好きな人や知っている人がいればその国のことも
人は好きになるそうです。
そもそも人は完璧な人のことを好きになる、好むでしょうか?
答えはノーだとおもいます。
前々々回に書いた、これはコミュニケーションについての一考、
というのはそういう意味です。
上だとか下だとか、価値とか負けとかだけではなく、その人らしさや、その人のスタイル、
と思えること、つまり人をよく知ること、知ろうとすること、知ってもらうことが
コミュニケーション、ではないでしょうか。
いい顔の人になりなさい、と諭す人が少なすぎる、とはある作家の方が書かれていましたが
これはほんとうにそうだと思います。
人はみな、自分のことを考えるのは当然なのですが、それでもやっぱり、ちょっとみんなが
自分の話ばかりをし過ぎかな、という気もしなくありません。
今回の戦争やその報道を見て、一番考えさせられることです。
話すことだけがコミュニケーション、ではありません。
話をする以外でもコミュニケーションの手段はいっぱいあります。
それをゴルフコースではすこしぐらいは学んでいただけるのではないかな、と。
プレー時、みなさんのその足元に収まるゴルフシューズはもちろん、みなさんが好きなものを選び、
気に入って長く履いていただいてもちろん結構なんですが、
ゴルフのマナーやエチケットがなぜあるか。
それらは自分だけのためというより、相手を尊重するためにあり、
それがまたまわりまわって結局は自分も大事にする、される、
ということにつながること、と考えられなくもないです。
個性全開のゴルフウェアももちろんいいです。
それも大きな楽しみの一つです。
しかし、余裕のある人の自然な雰囲気を見ると、またその価値観も少しずつ
変わっていかれるのではないかな、というお話でした。