こんにちは。
一昨日の「クラブの使い方の会」でお話を聞かせていただいた中のおふたりのお話内容の
リポートをします。
この日の天候は晴れ。日中は良いお天気でしたが、すこし風もあり、夕方からの雨の予報もあり、
空気はけっこう冷たい1日、そんなお天気の中、お客さんの入りはやや多い、1日でした。
⑴ 新しいドライバー(ゼクシオ)の試打クラブを打っていた女性の方
⑵ とくにクラブのチェンジなどはないが、どのクラブもダフるのをなくしたい、という男性の方
結論から書きますと、このお二人の場合は、同じことを考え、言われています。
「クラブを使う」度合いをかえられない、から気分転換にクラブを変えようかな、という女性と
クラブの問題ではない、今あるクラブを安定させて打ちこなしたい、という男性。
まず、女性の方から。
試打クラブで試されていた、モデルの旧作を使用、今発売の新作をお試しされていたところに
お話をうかがっていました。
するとやはり、フェアウェイウッドの番手も変えたいが、番手にかかわらず、
距離があまり変わらない、というお話もでてきました。
ドライバーを試打をして、今回のはどんなのかな、とは思いつつも、2打目以降で
もっと飛距離を稼ぐクラブもほしい、と。
同じメーカーの同じブランドで14本は統一されていましたが、気分転換でクラブの
買い替えを検討しても他メーカーのちがうブランドものは合わない(じっさい合わなかったそう)
から、ふたたび同じものの中でぐるぐるとつかう、ことに落ち着いてしまう、
というパターンでした。
この女性の方に限らず、このような方はものすごく多い、だろうなあと。
何かをかえたい、が大きく変えすぎてフィットしないのは困る。
何をどうしたらいいか、でもやっぱり何かをかえたい、という方たち。
スィングは変えられない、変えたくない(実際、男性も女性も安定した振りで
ボールのコンタクトもしっかり)、だけどなんとなく飛距離もスコアも横ばい、
という方たち。じゃあクラブをかえるか、になるが、気分転換が目的で、
冒険をする気はない。あまり変わり映えのしないクラブを買う、になってしまうパターン。
このクラブ、いいなと、ピンときた、それはまよわずに購入されればいいと思います。
すぐの結果も出ればなおよい、ですが、長い目で見て、そういうものは購入して
悪い結果にはならないでしょう。
しかし、そこまで悪くない、ボールがあっちこっち行ってとても困っている、わけではないが、
何かをしないと横ばいのままだろうな、という方たち、のこのパターン。
スィングやクラブの変更、となると時間はもちろん、エネルギーがかかります。
しかし、「クラブをつかう」度合いを増やしていくことで、「スィング変更!」などと
しなくても、おのずと身体の使い方もかわり、すると、ご自身のクセもわかるので、
クラブの選択肢もふえていきます。
クラブを振る、ボールに当てる、ボールを飛ばす、などは体力や身体能力、
あるいは練習量に比例することです。しかしこれだけでは、いつまでも他者を意識すること、
いわゆる「受け身でのゴルフ」をすることとなり、
なんとなく横ばい、悪くはないけどなんとなくおもしろくない、のままでしょう。
「どのクラブもダフらずに打ちたい」、という今回の男性の方。
このようにご自身で課題や悩みを一言でずばり、言えていることができているな、
という自覚のある方、ご自身がお察しのように、スィングやクラブのチェンジが決定打、
ではありません。
かなり惜しい、正解まであともう少し、です。
ぜひ「クラブをつかう」、お試しください。
次回も『クラブの使い方の会』レポートを続けます。