こんにちは。

昨日は「人生で一番大事なパーパットがはいればよい」を書きました。

今日は「失敗をする権利」についてです。

ゴルフはミスのスポーツ、また、ミスショットをリカバリーしていくのがゴルフ、です。

そのような競技をはじめたての人が、初心者🔰期間、立上げ期間、でミスをすることを嫌がる、

というのは、精神的にも技術的にも大きな負担である、ことは再三、書いてきました。

ここについては、このさきもおりにふれ、何度も繰り返します。

クラブをつかう、つかわない、はともかくとして。

クラブをつかう、ことについては、脳内再生ゴルフをひとしきりした後でもほとんど問題は

ありません。スィング面ではとても難儀なクセ、スコア面ではやる気の喪失、など取り返すのに

大変そうな、最悪のことがなければ、どんなことであっても許容範囲、であると考えます。

ミスをしないと上達しない。

これをまず受け入れ(できれば立ち上げ期間の間で)、その上で、であるならば長い目で見たとき、

どのようにミスをするのがいいのか?という考えにいきつきます。

失敗は成功のもと、です。

失敗することでしか、成功、つまりグッドショットやグッドスコアはあり得ません。

しかし、です。

ゴルフが面白いのは、悪戦苦闘し、すったもんだし、そのあとの、ある時にふと、

「ちょっとやってみるかな」、という具合での、ほんの勇気みたいな気まぐれみたいなものから、

たしかに、失敗から生まれてくる成功、みたいなことを実感してくると、

いわゆる巷でいわれる、「成功」にそこまでこだわらなくなる、というところです。

ここに、スポーツでありゲームでありコミュニケーションであるゴルフのおもしろさがつまっています。

自然の中で自分の身体を使って18ホールを回る、から出てくる感覚、

気持ちとしか言いようがありません。

悪いことは書きません。

スィングについてのはなしにしても、ゲームについてのそれにしても、「ああ、これだな」という、

おなかにストンと落ちる感覚、疑いようのない、すっきりとした感触、みたいなものがあります。

あーでもない、こーでもない、ももちろんいいですがそれをひとしきりした後でいいので、

「クラブをつかう」ことをしてみてください。

成功よりも失敗、いい失敗がおもしろい、ということに気がつくことと思います。

ゴルフはミスのスポーツ、ミスショットをリカバリーするのがゴルフ、とはこれか、となるでしょう。

ゴルフの失敗は、ゴルフにおいては失敗ではありません。

むしろ、ミスをしてこそ、がゴルフというスポーツの一番の肝の部分です。