こんにちは。

もし、

明日の「海の日」のお天気がざざ降りならすいません。

先にあやまっておきます。

それでは今回も『よ』のつづき、

「『ようするにスコアがでればいいのですよね?』と

言ったら、ムッとされた、という話」2回目です。

前回の内容の振り返りです。

ある人たちとの、

ゴルフについての軽い雑談の中で

複数の質問があり、

それに対してわたくしが

上記の質問をくり出したところ、

ムッとされてしまった、と。

なぜこの返しを反射的にしたか、というのは

「取捨選択の決断はどれ?」と感じたから、です、

ということでした。

もっと簡単に言いますと、

この方たちはスターゴルフ(イメージとして)

したい、と。

実際、ゴルフの腕前、とてもお上手な人たちです。

スターゴルフ、しようと思えばできるでしょう。

人、あるいは同伴者たちからそのように、

思われるという意味で、です。

しかし。

その上で、あえて申し上げますが(だれに?)、

そのスターゴルフを手に入れる方法自体について、

そのところまで、

スターを求めているような感じであれば、

それはおそらく延々と探すはめになるだろうな、と

感じたからです。

この意味はなかなか分かってもらえないかもしれません。

そもそも、わたくしがここにてぽちぽちと

とりあえず、1日1記事となるよう、

書かせていただいているのは

①「コースではマナー」

②「クラブをつかう」

この2点をまず、みなさまにおつたえできれば、

と考えているから、です。

しかし、

②に必ずしもあてはまらない人たちが

場合によってはままおられます。

それは、

⑴「丁寧な暮らしの人」

⑵「たたきたい、

ビシバシ言わせたい、

脳内スィングイメージ・

インパクトファースト・

ゴルファーの人」

そして、

⑶として栄えある、ニューカマーとなったのが

今回取り上げさせていただいている、

⑶「スターゴルフがいい人」

このプレーヤーたちに

「クラブをつかう、です」、といっても

あまり通用しません。

この理由は簡単です。

ゴルフの回り方、スコアの出し方を

説明するだけがわたくしの仕事、です。

それに対し

上の⑴~⑶に該当すると思われる人たちの場合、

この説明では、あまりしっくりこないだろうと。

なぜならば、

⑴~⑶の人たちのゴルフ、もう少し言いますと

自分がゴルフをすることについて、自分もしくは

周りの人たちがどう思うかを考えているから、と。

もっともっとゴルフを経験していけば、

この考えから変わるだろうなという、人たちも

もちろんおられます。

が。

ゴルフのプレーそのものに対するイメージや

ゴルフをプレーすることについてのイメージに

強くこだわりがある人というのは、

やはり苦労するだろうな、と。

なんとなく、「とらの巻」なるもの、

あるといえばある、

かもしれませんが

ないといえばない、

というか

そんなものそこまで知らなくても

実は

最終的にはほとんど大勢に影響ない、

と言えるから、

とわたくしは少なくとも考えています。

そしてそれこそが

ゴルフのよくできているところ、

ゴルフの面白いところ、です。

とても遠回りをしているようで

実はまったくそうではなかったり、

二段飛ばしぐらいの勢いの

近道を行っているようで、

肝心なところほど

ずれてしまったり。

なにかと似ているような気もしますが

それはさておいて。

ゴルフは対戦型のスポーツではありません。

全打数を自分一人でただただ積み上げていくゲーム、

これ以上ないこの現実から目を背けさえしなければ

おのずと目の前がひらけてくる、っていう。

ただいま、

米国男子ツアー、メジャートーナメント、

『150th全英OP』の最終日が行われています。

英樹さん🗾は大方の予想通り、

最終日は67とまくって終えられていました。

そして、

今回の全英OPでも、新リーグのメンバー出場への

様々な意見がありました。

タイガーウッズさんもはじめて言及、

はっきりと、理解できない、のようなことを

コメントされていましたね。

新リーグへ参戦する選手たち、あるいはそのスポンサーの

人たち、ノーマンやミケルソンなどの人たちがうんぬん、

ということではなく。

いまのこのままの

新リーグのルールのみを、

短く説明すると、

プロゴルフトーナメントを

限りなくエキシビジョンマッチにする、

という試み、であると。

招待試合とし、予選カットをなくし、

高額賞金やアピアランスマネーなども

従来のPGAのシステムからは、

考えられないぐらいの

大きく乖離したもので用意、

そうすることで、

リーグへの参加を希望する、

世界ランカーを集め、

トーナメントとエキシビジョンマッチの

いいとこどりのようなものを

してみよう、と。

試みのすべてを否定なぞ、

するつもりは毛頭ありません。

PGAを楽しみにしていますし、

かといって

新リーグの参加自体、選手の自由、

という考えも変わりありません。

が。

観客の立場からのみであえて

意見を言わせていただきますと、

予選落ちがない、というのは

やはり面白くない、物足りない、

かも、というのは

あるかもしれません。

予選には予選のみでただよう、

あの一打一打のヒリヒリした感じが

あれはあれでなくてはならないもの、かなと

やはりなんとなく感じますね。

PGAチームと新リーグが混ざっている、

今回の全英(来年はどうなっているかわからない)

をみていると

なんとなくの

個人の感覚、また観客の立場ではありますが。

緊張感がな、っていう。

あの独特の緊張感が重いといえばそうなんだけど、

やっぱりあれがないとおもしろくないのでは、と。

目には見えるものではありませんが、

ゴルフの真実、とまであらわすと

少し大げさかもしれませんが、

そこをすっ飛ばす、というのは

現行の新リーグのみなさん、

スターゴルフを探されているみなさん、

ともに

そこでそのままで

それぬきの「なにか」を

探しても

おそらくなにもないのでは、と。

予選落ちしたにもかかわらず、

2日目の最終ホールでは感傷的な涙をぬぐっていた

ウッズさんですが、

いろいろな記者の方も書かれていたとおり、

おそらく

彼はまったくあきらめていないでしょう。

そして、

涙が渇いた後には、

グレッグ(・ノーマン)と

フィル(・ミケルソン)のおかげで

ごっそり上位が抜けたやんかー、

ということは、

チャーンス!

これぐらいのこと、

まったくかんがえてないということも

ないのでは?という気もしなくもありません。

ウッズさんのはりきる姿、

順位が何位でも、まだまだ見たいと思います。

いくらさがしてもないものはない、

めにはみえないけどあるものはある、

のでは、というお話でした。

今回はここまでです。

次回は『ら』です。

それでは今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。