こんにちは。
ゴルフ索引『う』のつづきのつづきのつづきです。
『う』のお題は「運動靴型(スニーカー型)ゴルフシューズ」。
「この話でどれだけ、長いねん!」って思われるかもしれませんが、まだ書きます。
最後までお読みいただければ嬉しいです。
前々回は「ゴルフは服よりもくつとグローブが大事」、
前回は「ゴルフシューズはせっかくだから(いやでなければ)クラシックなものを」、でした。
この前回の最後の話で、
「松山英樹プロのゴルフウェア、もっとスタイリッシュな方がいいのでは?」、
というご意見をたまにみかける、という話題について。
これをわたくしが代弁させていただきますと、
「プレーのしやすさをつきつめるとゴルフ用のウェアが一番」
ということになるからだろうな、です。
松山プロの服装についてまで書いていると話が終わらなくなるのでここでやめますが。
「えー、そうなん。ゴルフの小物とか、ゴルフウェアとかゴルフシューズとか、
ゴルフ用はいちいち値段が結構高い」、という方もおられるかもしれません。
そうなんです、ゴルフウェアというのは、お値段、なぜかけっこうします。
服や物が売れない時代、といわれて久しいですが、
ゴルフに進出するメーカーは増える一方です。
この理由は単純に、ゴルフをする人たちが高価格帯のものでも購入する確率が高い、
からだろうとは思います。
あとはゴルフのものは贈り物に適している側面もあるからだろうな、とも思います。
少しぐらいする人でも、贈られて嫌な気分になる人はいないのでしょうか。
これはクラブも同じ。
ゴルフでは、ものを贈りあう、などのやりとりがなんとなく成立します。
あまりにもうちやすいからかりているうちにそのままもらった、など。
だから中古ゴルフクラブショップなどもあるのだろうと思います。
嫌がる人は嫌がるのかもしれませんが、たまにお店などをのぞいていると、
片手にスマホをにぎりしめて、もう片方の手でクラブを持って価格を調べている人、
などを見かけます。「それ、あんまり安くないからやめとき」と、いきなり声をかける、
なんてことはさすがにありませんが、言いたくなる時もあります。
めちゃひかれることと思いますが。
若い女性の方が、中古ゴルフショップの最新メンズドライバーコーナーなどで
真剣に男性用のドライバーをみているのを、見かけたときは、すごいなーと。
ゴルフをしていたらすごく感じますが、「人のしっかりしている」、ということに
男女、それから年齢も全然関係ないですね。
しっかりしている人は、素でしっかりしている、ケースもあると思いますが、
「しっかりしている」性格というよりも、「ここは、しっかりしなければいけない」
ということを知っている人ということだろうともおもいます。
話をもどして。
ゴルフは確かになにもかも用意しなければいけません。
プレー含め、すべて自分でするので、大変ですが、ぜひこの大変やめんどうを
楽しんでほしいと思います。
一気にしようとするから、面倒や大変、と感じてしまうのだろうと思います。
どのみち、ゴルフはすこし時間がかかります。
立ち上げ🔰すぐの一つ目の大きな山、その次は「インサイドイン」の二つ目の大きな山。
トータルすると、時間はけっこうかかります。
ゴルフのウェアや小物など、クラブ以外でもなんだかんだとありますが、
一気に全部しないこと、が重要です。
「そうか、ゴルフはゴルフ用のウェアが一番なんや」とはじめからいきなり、
全身、松山英樹プロや渋野日向子プロのかっこうをしてコースに登場する必要はありません。
実際、こんなアクの強い人はほとんどいないと思われますが。
ある人のエッセイに、こんなエピソードがありました。
「服に全く興味のない男の人が、ある時もてたいから、と言って、ユナイテッドアローズに
10万円を握りしめて行き、そこで服を買って着ても余計におかしくなるだけ」とあったのを
読んだ時は、おなかがよじれるぐらい笑いました。
こんなわかりみのある文章、なかなかないな、と。
人には似合う、似合わないが必ずあります。
高いものからそうではないものまで、いろいろなものが数限りなく世の中にはあります。
またまたまた長くなってしまったので、この『う』のつづきは次回です。