こんにちは。

昨日わたくし、タイガー・ウッズさんのマスターズ出場が正式発表された、とここにて

書きましたが、どうもそれはフライングだったみたいです。

ついさきほど、本人の口から公式会見で出場意向と。

数日前にあった、タイガー練習ラウンドに登場、のニュースで、「!」とわたくしがはやとちりを

してしまいました。

タイガーの練習ラウンドといえば、全盛の時は必ず朝一の早朝スタート、たぶん5時台とかで

出て、キャディさんと二人きりで18ホール回って、ほかの選手が着いたころにはもう終わっている、

みたいなスタイルを好む、ような記憶がありました。しかし、スキャンダルと腰や背中、

臀部などの手術の影響でツアーからの長期離脱をしていた間、タイガーは年下のプレイヤーたちと

交流をつづけ、アドバイスを送るなどをしていたそうです。

タイガーがツアーを離れて、タイガー以外の選手がメジャーで勝っていくのが

不思議でしたが、新チャンピオンの選手たちがタイガーに謝意を述べるのを聞いて

またびっくり、みたいな感覚でした。

交流話を聞いては、バリヤー、ではないですが、壁みたいなものがとれていっているんだな、

悪いことが吉兆のサイン、とはまさにこのこと、と。

スキャンダル前のタイガーは20代で50勝、30代で50勝、100勝達成の後、

40代でそのままアメリカ大統領になる、ような勢いでした。

大げさでもなんでもなく、それほどこの人の活躍は神懸っていました。

当時は、そうかな、そんなものかな、と。

しかし、現実はちがいました。

ボロボロになりながら、歴代1位タイの82勝に到達、かと思えば、また事故をおこしながら

マスターズで復帰、などいまの七転び八起きタイガーに、以前のような後光や強烈なオーラは

ありません。

が、なんとも味のあるスター選手、世界ゴルフ殿堂入りをはたしたにもかかわらず、

それを鼻にかける雰囲気はみじんも感じられません。

ツアー会場にいることがとても自然、なんだったら昔よりずっとナチュラル。

シンプルにツアーやゴルフへの現役感をみなぎらせるタイガー・ウッズの今の姿は

だれの予想よりもちがったものかもしれませんが、これはこれで真に本物の選手、

という気がします。

フィル・ミケルソン選手が今回、不在なのが残念ですが、こちらの選手の復活も

時が来れば必ずあるのではないかな、と考えます。

未来のゴルフ界にとって、タイガーやミケルソンのような、もう十分すぎるぐらいの

スター選手なのに、なにかをしでかしては、また立ち上がってくるような、

良くも悪くも運と意欲をけたちがいに「もっている」選手たちがいてくれること、

これがどれだけ大きなことか、と感じています。

みててほんとうに飽きない、面白い人たちです。

こんなお化けみたいな、ユニーク実力者たちと、世界最高峰のPGAで渡り合っている、

松山英樹選手🗾もすごいの一言です。

熱い攻防戦を末永く、みていきたいものです。

前置きがまたまたながくなってしまったので、『う』については次へ続きます。