こんにちは。
今日は令和4年4月5日火曜日です。いよいよ気温が高くなっていくのか、晴れであれば、
ほんとうに気持ちのいい季節、あちこちでみる桜もきれいです。
今週は米国男子ツアーのメジャー初戦、『マスターズ・トーナメント』の週です。
ツアーを長期離脱中のタイガー・ウッズ選手(米国)がマスターズにエントリー、出場することも
正式に発表されました。交通事故の影響で右脚を大きく負傷、愛息のチャーリー君との
親子マッチの時はプレーを披露するも「ツアーへはまだまだ」とのことでしたが、
やっぱり出てきましたね。
先ごろあった、世界ゴルフ殿堂入りのあいさつの時は大粒の涙を見せていたタイガー。
2000年代、タイガー時代、タイガーウッズ全盛の時はタイガーが泣くなんていうこと、
ほとんど記憶にないですが、わたくしとしては、やっぱり復活の80勝目のインタビューは
本当に感動いたしました。それぐらい、若い時の優勝インタビューとは別人の雰囲気でした。
輝かしいキャリアを築く中、スキャンダルや逮捕、交通事故など、大きな発作を
幾度も見せてはそのたび、世間を驚かせますが、個人的にはそこまで他人を
傷つけているわけではないのでは、という気持ちもあります。
交通事故の時は、早朝ということもあり、単独の事故だったようでこれもそこはほんとうに
よかった、と思う次第です。
それよりもタイガーの20代、30代があまりに強く、
「どうでもいいけど、この人、早死にしたらどうしよ」と
思うぐらいだったので、スキャンダルなどのタイガー発作が出たときはへんに
ホッとする気持ちも。
タイガーも生身の人間、いつもいつもずっとタイガーウッズをし続けることについて、
ほんとうに大変な時もあるでしょう。
あまりに早熟すぎて、大活躍をし続け、その反動からか長いブランクを経て、
ようやくすこし遅れてやってきたタイガーの円熟期。
米ツアーのメジャー最多勝利数の記録はジャック・ニクラウスがもつ「18」。
タイガーは「15」。あと3、とはいえ、ひとつ勝つのも本当に本当に大変なことと思われます。
しかし、あきらめず歩みを止めないタイガー。その道中も含め、楽しみです。
さて、そんなタイガーが、復帰の時期を聞かれては、さかんに口にしていたのは、
セントアンドリュース・オールドコースでの開催が決まっている、今年の『150th全英OP』。
でしたが、そこからの『マスターズ』での電撃復帰。
試合内容としては、万全とは言えず、物足りないかもしれませんが、5勝しているオーガスタで
どんなプレー、前年覇者の松山英樹プロはじめ日本人選手たちのプレーとともにみたいと思います。
世界を代表するゴルフのスター選手ですが、スキャンダルも多いタイガー・ウッズさんを
快く思わない人もいるかもしれません。
しかし、「ゴルフ」と「ゴルフトーナメント」については、やはり唯一無二、ダントツの存在です。
タイガー・ウッズさんのプレーやコメントはなにかしらの参考になると思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は『い』ということで、
「命がけのコミュニケーション」について、です。
これは何のことを言っているか、というと「お笑い=命がけのコミュニケーション」の意味です。
たまたまですが、ついこないだ、大阪にあるNGK(なんばグランド花月)にて
吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」が2日間にわたって
行われたことが話題になりました。
さらにこれに関連して「大阪にはお笑いとたこ焼きしかない?」ということについての
ネットニュースも少しみました。
わたくし、この「お笑い」について僭越ながら一過言ではないですが、
「お笑い=命がけのコミュニケーション」と考えています。
大阪人をはじめとする、関西人のノリはあつくるしい、こわい、めんどうくさい、など
思われていることも重々、承知しております。
これの言い訳をさせていただきますと、関西人はコミュニケーションが命がけ、とも言えます。
そのままですが。
そしてこれを突き詰めマスターできると、生活にちょっとした潤いを与える知恵として、
役立つかとも思われますので、最後までお読みいただければ幸いです。
人と人がなにかについて話をする時、などでもそうだと思いますが、
とくに何かを説明し、それを理解してもらう、あるいは話を聞かせてもらう、
わかるように話してもらうなどの場面、「あることがらについて考え、相互理解を深める」ことが
必要な時、当然ですが肝心なのはリラックスする、している気持ちです。
とくに、それらのバロメーターとして、相手の方に「笑ってもらう」ことはとても大事です。
もちろん、こちらも笑う、ことも同時に求められますけれども。
日本の人は基本、とてもまじめなのであまりおわかりいただけないかもしれません。
この話で、ピンとこないという方、自分はものすごーくまじめな毎日を送られていると、
考えられても差し支えないでしょう。
そんな「笑い」なんて必要ない、と思われている方なら、それはそれで一つの考え方、生き方だとも
思います。
あくまでこれはコミュニケーションについての一考の話です。
話をすすめます。
対戦型の競技ではないゴルフ。
むしろ「双方向のコミュニケーション」をとりながらラウンドすることが求められます。
「コース上ではマナー」の達成は、主体的な上達には欠かせません。
キャリアの長い人たちはほぼみなさん、スィングやスコア、というよりも、
ゴルフコース上でマナーがいい人が好きだからです。
もし、これをいま読んでくださっている方の中に、少し憂鬱目のコースでの
予定などが入っているというお方。
ゴルフのプレーの方ではいいイメージがあまりわかない、という気持ちであれば、
同伴者の方がどうすれば笑うかを考えてみてください。
くすりでもいいから笑ってくれれば、その一日のラウンドはよし、です。
リラックスしているときにいいプレーやいいボールが出ます。
それからゴルフコースでリラックスしていない、という人もあまりいません。
自分のことを考えてもうまくいかないときは、同伴者の方のことを考えてみる、
命がけでコミュニケーションする機会、として、ゴルフをとらてみる、というのも
とてもおもしろいと思います。
また、笑っている人を見て人は笑う、とも言われます。
人を笑わせることができる人は、やはりリアクション上手、笑うことも上手、
ですよね。
ゴルフコースでのプレーは好調であればあるほど、頭が忙しいものです。
気まぐれでもかまいません。
自分のプレー以外でも頭が忙しい状態を作り、「同伴者に笑ってもらう」トレーニング、
意識的にしてみてください。
ゴルフコースでのコツ、のようなもののなにかつかめることと思います。
元気な人や、やる気のある人が嫌な人はいません。
みなさまの春ゴルフがよきものとなりますよう。