こんにちは。
今日は3月21日春分の日です。昼と夜の時間の長さが入れ替わる時期、いわゆるお彼岸です。
あつささむさも彼岸まで、ともよくいいますが、ことゴルフに関してかんがえると、
「春のゴルフ」はなかなか難しいです。
その理由は、日本では特に山間部にあるコースでは風が強く、気温(体感気温)の
読みが難しいことや、春の間はまだコースの芝生が生えそろっておらず、うすいフェアウェイから
ショット、しなければいけない(グリーン周りからは、がとくに難しい)、などがあります。
ゴルフは1日をかけて自然の中で行われるスポーツなので、天候や温度、湿度が
プレー中の身体やコースコンディションに与える影響は大きいものがあります。
南北に細長く、列島を成す日本には四季があり、湿度も高い、いわゆる「多湿の国」です。
特に最近は夏のゴルフは暑いですが、ゴルフをプレーするには、恵まれた環境、気候の国と
いえるでしょう。
ちなみに日本のゴルフコース数はおよそ2000ともいわれており、これは世界で第3位の数です。
1位がアメリカ、2位がカナダ(最近日本と順位が入れ替わり)、です。
国の面積が上記の二国のように広くもなく、しかも山がとても多い、という国土の特徴を
考えればこの数はなかなか気合の入った数だとおもいます。
それからついでにですが、少しぐらい山深くても、自然があるからと、ゴルフコースはただ造れば
いい、というものではありません。交通網、いわゆる「インフラ」、これがコースとおなじく
整備されていることもとても重要です。
海に囲まれ、四季があり、多湿で山深く、地震が多い日本。気候には恵まれていても、
その地理や地形上、災害の多さというハンディを考慮に入れると、日本のこの「ハード」面に
対する几帳面さとゴルフコースを造る、ということの相性が合ったのだろうと
思わずにはいられません。
「アメリカでゴルフをする」と比べれば、環境面ではかなわない、かもしれませんが、
日本のゴルフも決して捨てたものではありません。
日本に居住しているならゴルフを少しもしないというのはこれはこれでもったいない、
という気もしないではありません。
昨日、国内女子ツアー第3戦『Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント』が
鹿児島高牧CC(鹿児島県)で行われ、堀琴音プロが優勝しました。
ちなみに先々週、行われた第2戦『明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント』
@土佐カントリークラブ(高知県)での優勝は、台湾のサイペイインプロ(初優勝)でした。
今年の国内女子ツアー、予定されている、レギュラートーナメントの試合数は38試合です。
真冬以外は一年を通してほぼ、毎週のようにトーナメントが行われます。
GWにメジャー第一戦がありますが、ここまでの春先のゴルフに強い選手に注目するのも
面白いかもしれません。
季節がよくなってきて、春にゴルフに出かけられる方は、寒いよりは暑いぐらいの服装を
おすすめします。暑くて脱いでいくようなぐらいでちょうどいいことと思われます。